2014年03月26日
岡元のブログ
こんにちは。
今回は、弊社棟梁の大濱さん黒田さんをご紹介!
大濱さん黒田さんは共に、
弊社棟梁を牽引してくれていてる棟梁で、現在は住友林業を主に大工工事をしてます。
大濱さんは現場のキレイさでは有名で、
黒田さんは元現場監督でもあるので段取り抜群で有名でして。
僕は設計希望で入社しましたが、何もわかってなかったので
まずは現場から!と言うことで住友林業さんの現場監督見習いをすることになり初対面。
あまり記憶力の無い僕ですが、
その時の記憶は鮮明で、「なんて魅力的でカッコいい大工さんたちなんだ〜!」
と思ったのを覚えてます。
畑違いから来た僕は正直、
「現場は暴力や罵倒だらけなんだろうな〜」とビクビクしてたんですが、
とても紳士的で、僕には大工さんが光って見えました。
最終的には1年後に、監督能力のなさにクビになりかけた僕ですが(汗)
その1年間は朝出社してから夕方まで出っぱなしで、
ひたすら大濱さんと黒田さんをメインにお手伝いの日々をして過ごしてました。
なかなか2人が映っている画像がないので、去年の社員旅行より。
右上の2人、半袖が大濱さん、ハンチンキャップが黒田さんです。
まずは何がカッコいいかと言うと緩急の付け方と言いますか、
休憩中はとても気さくで気遣いもしてくれて、ほんと優しいんですが、
工事となると真剣!話し方も変わります。
上棟の日は特別で、大工さん全員で棟上げをするんですが、その日はピリピリムード。。
作業ごとに怒鳴りあってて、とても怖かったんですが、それもちょっとの気の緩みで大けがになるのを知っているので、けがを防ぐためと聞き、一人で愛を感じてました(笑)
もちろん釘打ったり、丸ノコで木材カットとかしてる姿だけでもかっこよくて、
こんな場面をガキのころに見てれば絶対大工さんになってるだろうな〜と思うくらい。
姿もかっこいいですが、雑用してた僕への配慮がすごくて、
一緒に釘を打たしてもらってた時も、打つ音で仕事の進捗や上達具合を判断してたり、
釘の機械が玉切れになって、釘を補充しようとしてたら、サッと持ってきてくれて、その流れでコツを教えてくれたり、
単純に僕が寝不足で疲れてた時も、元気なフリしてたんですが、それに気づいてて、
課題が出されて「これだけやったら寝てよし!」なんて事もありました。
その時の愛の感じ方は、もう、俗に言う「抱かれてもいい」状態でした(笑)
今僕は、メンテナンスや断熱工事などリフォームをメインで担当しているので、
月に1度くらいしか会わないのでさみしく思ってますが、
改めてこの2人がいたから、肉体労働で疲労困憊の日々でしたが続けてこれたと思います。
それと同時に、この業界にとても魅力を感じました。
住友林業の会議で、お偉いさんがきてたことがあり、
「品質は大工から!」と熱く語ってましたが、まさにその通りだと思います。
大工さんがしっかりしてれば、そこに入る業者さんも気合が入るし、
大工さんが牽引して、チームとなり、良い現場の空気ができ、良いものが出来る。
とても良い循環が生まれます。
大工さんに限らず、業者さんもとても魅力的な方が多く、
お客さんにもっと知ってもらいたいし、広めたいとも思ってます。
この建築業界は、ホントに魅力的な人が多いのですが、
皆が現場仕事の後に見積もり作業などで、夜中まで働いてる状況。
ホームセンターなどもあり、値段も下がる一方で、
単価での仕事となり、やりがいが見いだせない業界と思ってます。
このままでは、魅力も感じないので若い世代も入ってこないし、
高齢化も進むし、近い未来に人材不足をなるのも見えてる現状。
僕ら世代やもっと若い世代をもっとこの業界に入ってもらえるような仕組みをつくらなければ!と思い来月より、まずは伊丹市限定ですが、取組みを始めていきます。
4/1始動予定で、まだ出来てませんが詳しくは
http://www.okamotokun.jp/
こんな取組みをやらせてもらえる会社、
「やろうよ!」と背中押してくれてる社長には頭があがりませんし、良き社会づくりに貢献して恩返しが出来る様に頑張りたいと思いますし、使命感に燃えてます。
最後は告知になりましたが、また報告出来る事があればUPしたいと思います。
今回更新日は、平成26年3月26日
次回更新日は、平成26年5月21日
2014年03月20日
テストブログ
弊社TOPページに反映されない為、テストブログです。
只今の時刻は3/20 23:58
2014年03月12日
西岡のブログ
こんにちは!
3月引渡し物件が佳境に入ってきておりますが、私の食欲は
衰えておりません(笑)
さて、今回はいつもお世話になっている【老松】さん横にある
【だんらん処一】さんです。
外観は蔵そのもので、建物2階にお店があります。
夜は居酒屋になるみたいですね。
私はもっぱらランチ専門という事で、ランチメニューのご紹介を
させて頂きます。
本日の日替わりは太刀魚の塩焼きでした。
私は煮魚定食を・・・水カレイの煮つけか鯛のカブト煮なので
カレイをチョイスしました。
まず、付き出しで煮豆と肉じゃがの小鉢が来ました。
そして、メインのカレイ煮つけ・ご飯・お味噌汁
こちらは日替わりの太刀魚
ご飯がかなり少なくて、腹八分目でご馳走さまです。
ヘルシーなのか男性客はお年召した方ばかり・・・
うちの男性社員さんは皆足りないでしょうね(笑)
あ!魚は美味しかったです♪
和食はやっぱりいいですね。
食べ終わった後は、隣の老松さんで美味しいお酒は
いかがですか?
(弊社も地鎮祭や上棟式には、老松さんの御免酒を
用意させて頂いております)
お酒飲めない方へのお勧めは、ポン酢です!
本当に美味しいです!
お店の外にはお酒作りに使用している地下95mから
汲み出した井戸水が無料で貰えます!
是非行ってみて下さいね♪
【だんらん処一】
ランチタイム:11:00〜14:00 L.O13:30
夜:17:00〜翌2:00 L.O1:30
【老松酒造】
営業時間:9:00〜18:00
定休日:日曜・祝
今回更新日は、平成26年3月12日
次回更新日は、平成26年5月7日
2014年03月05日
武田のブログ
今週は、私武田の当番。とっておきの本をご紹介します。
元気出していきましょう!
「太平洋ひとりぼっち」 堀江謙一著 舵社刊 2004年発行
伊丹の「ブックランドフレンズ」という面白書店で見つけました。
「堀江謙一さん」という名前、若い方は多分知らないと思います。
1962年、エンジンもない全長5.8mの小型ヨット<マーメイド>に乗って、西宮港を出発し、はるかサンフランシスコまで日本人で初めて単独無寄港で太平洋を横断した人です。
昨年、周到な準備で臨んだにも関わらず、あっけなく転覆して自衛隊に救助されたアナウンサーの騒動はまだ記憶に新しく、堀江さんの偉業は航海技術が進歩した50年後の現代においても色あせることはありません。
成功の要因は、独創的な「準備力」につきると思います。
横断成功の為には、必要なもの以外、極限までそぎ落とさねばなりません。
本書には搭載品リストが詳細に書かれていて、そのムダのなさ=準備力には感服させられます。
食糧、衣料品、薬、道具、本などにいたるまで全て自分セレクトで理論があります。これは緊急時の備えにもとても参考になると思います。
船体を軽量化する為、一番のテーマは飲み水をどれだけ持っていくかということ。
堀江さんが自ら緻密に計算しつくした結果、全部でたったの68ℓ 。1日たったの0.56ℓです。船乗りの常識では一人当たり1日平均4ℓということですから、いかに非常識であったかが分かります。
しかも到着した時にまだ10ℓも残っていたというオチまでありました。
さてここで問題。 航海中、最も役に立った道具は何だったと思いますか?
答えは「トランジスターラジオ」。
淋しい時に聴くのかな?と思うのは極めて浅い考えです。
実はこのラジオ、360°見渡しても海しかない太平洋のど真ん中で役に立ちます。
くるくると回すと、向きや角度によってハワイやカナダの放送をかすかにキャッチすることができたのです。これを利用して目的地の方角を割り出すわけです。これが天体側よりもはるかに正確だったといいますから、う〜んサバイバル!男のロマンですね〜。
スマホがないと生きていけない今の若者に、この話をして説教してください。(笑)
強烈な台風に見舞われたり、サメの大群に遭遇したり、方角を誤って後戻りするエピソードも実話だから興奮します。
感動のフィナーレはシスコの港に灯がともるのを遠くで眺めるシーン。涙がこみ上げます。
ほかにも、「孤独」と「孤立」の違いについて堀江さん独自の見解が書かれている部分があります。
「孤独は我慢すれば耐えられるが、孤立はとても耐えられるものではない。」
この本を読んだ後に知ったのですが、堀江さんという人は、その成功への飽くなき執念から、周囲から誤解されたり、トラブルも多かったそうです。
詳しいことは知りませんが、偉業を成し遂げた人しか分かり得ない真の「孤独」が、海ではない場所にあったのだと思いました。
みなさんもこの本を読んで、しばし「ひとりぼっち」に浸ってみませんか?
今回更新日は、平成26年3月5日
次回更新日は、平成26年4月30日