2014年11月19日

坪茶のブログ



世界的建築家A先生との出会い



私が24才の時の体験談です。
ある現場の工事が無事に終わり、しばらく休みを取っていなかったので休暇をとり、スキーに行きました。
スキーを満喫して帰って来たその日のうちに社長に呼ばれ、次に担当する現場ということで連れて行かれたのがA先生の設計事務所でした。

着くや否やA先生から
「こんな若い監督はダメだ、もっと年配のベテランを連れて来い!」と激怒。

ビックリと同時に自分もやる気を失くし帰ろうとしましたが、
社長は「年配の課長をサポートに付けるから!」とA先生を説得。
それがA先生との出会いでした。


当時A先生は30代半ば。
「おれは普通じゃないからそのつもりでいてくれ」とも言われました。

帰り道、多少の不安もある私を気遣い、社長から「予算の心配はいらないから、とにかく現場を納めるに重点を置いてくれればいい」と言われ、頑張ることにしました。



そして初めての打ち合わせの日が来ました。
自分が書いた配置図を見せると、「線が少し曲がっている!」とA先生。
打ち合わせが中止になりました。


少しやりづらい気持ちを抱えるなか、2度目の打ち合わせに臨だものの、今度は私の上司とA先生が予算の件で折り合わず、険悪ムード。。。

最後はA先生がコブシを振り上げる事態にまで発展し、それをA先生の弟子が止めに入るという始末。
結局、A先生から「次回からは自分ひとりで来るように」と言われ、話しは収まりました。


そして3度目の打ち合わせは私が3分遅れたという事で、これまた中止。
自分のミスとは言え、無性に腹が立ち、なんとかA先生をやりこめる事ができないかと思い考えました。



まず、第1弾として設計図に徹底的に目を通しました。
すると、たまたまでしょうがひとつのミスを発見しました。

次の打ち合わせは、そこを指摘するつもりで意気揚々と出掛けたのですが、やはり大物相手に大きな態度で出ることなどできるわけもなく、遠慮がちに間違い部分を伝えると、A先生は弟子を呼びつけて激怒。
同時に、私に対する態度に少し変化が表れたように感じました。


第2弾は、図面無しで打ち合わせが出来るように図面の細部の寸法まで丸暗記しました。

A先生はいつもイメージで物事を指示するので、
それをスピーディに図に表すため第3弾は、フリーハンドで1cm、3cm、5cmと書けるように猛練習をしました。

そしてある日、それが現実になり、私が書いた線を定規で測ったA先生から「お前なかなかシャープやな!」と一言。
そしてようやく打ち合わせがスムーズに進むような関係になりました。


ホッとしたのもつかの間で、
「事件は現場で起きているんだ」の言葉通りその後もまだまだ、多くの出来事が起こりました。




とりあえず、今回はここまでにして置きます。


21.jpg






今回更新日は、平成26年11月19日
次回予定日は、平成27年01月28日





posted by YORKBELLスタッフ at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフブログ
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