2015年05月27日

坪茶のブログ


私達の時代では運動会と言えばスポーツの秋の行事でしたが、最近では春のこの時期に催されることが多い様です。
ともあれ、過ごしやすい春や秋はスポーツには持って来いの季節です。

2020年に東京五輪が決定して以来、TVなどの特集もスポーツに関わる番組が増えてきている気がします。

特に昨年から今年にかけて世界ランキングを一桁台にアップさせたテニスの錦織選手の飛躍的な活躍をこれまでとは段違いな扱いで取り上げたりしています。

そうなると必然的に試合を目にする事も多くなる訳ですが、先日テニスの試合を見ていてふと、なぜポイントを数えるのが1点2点ではないのだろうと疑問に感じたので少し調べてみました。




まず初めに得点のない状態を「0」として「ラブ」と呼びます。
この「0」をゼロではなく「ラブ」と呼ぶ由来は諸説あるようですが有力な説としてテニスの前身といわれるジュドポームがフランスの修道院から貴族たちの間で広がり、これがイギリスに伝わり後にテニスと変化していったようです。

フランスで卵のことを「l'oeuf」と言い「0」の形が似ていることからそう呼ばれていましたが、それをイギリス人が上手く発音できずに「ラブ」と呼んだのが始まりではないかと言われています。

「l'oeuf」をどう発音するのか知りたい方はGoogle 翻訳のフランス語で聞いてみてください。

次にカウントの呼び方についてですが、テニスの場合、4ポイント先取すると1ゲーム獲得となるのですが、カウントの仕方は「15」「30」「40」それに+1ポイントで1ゲーム獲得となります。
こちらもいくつか由来が語られているようですが、代表的な説として
・ジュドポームを行っていた修道院の生活時間の単位が15分単位であった。
・時計の文字盤を4つに分けた。
など。

ただ「時計の文字盤説」を考えると「45」ではなく「40」なのはカウントを読み上げる際に「forty−five」では長くて言いづらいので単純化したということです。

たったひとつのスポーツを取り上げてみるだけでも結構な由来や歴史があって面白いです。


ところで東京五輪と言えば先日のニュースでメインスタジアムである新国立競技場の建設にあたって、コストの抑制や工期の都合で、デザインなどが大きく変更になるのではと騒いでいました。
あの象徴的な屋根は五輪後に建設などと報道されていましたが、五輪後にあの屋根は本当に必要なのかと疑問に思うのは私だけではないと思います。


何はともあれ、五輪に向かって頑張るアスリート達のため、それと日本が世界の笑いものにならない様にぜひ、真剣に頑張っていただきたいものです。




今回更新日は、平成27年5月27日
次回予定日は、平成27年7月22日



posted by YORKBELLスタッフ at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフブログ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/134922703
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック